石川県金沢市の産婦人科クリニックで、助産師をしている平井ひとみです。


さて今回は

腹横筋が弱くて逆子にもなったりしていた経産婦さんのお産について


逆子を先生が外回転術をして治したあと、

骨盤ベルトをされていたけどあまり心地がよくなかったそうで、私にお会いしました


この方はお腹の筋肉があまり無かったので、

腹帯が良いと思い


さらしで腹帯をさせてもらいました。

とても楽！というので、


そのままさらしをずーっと巻かれていました


回り回って、私が分娩担当になりました


あっ、お腹の筋肉が弱い方だぁー。。

という印象でした。


当然陣痛が弱い。。進まない。。。


さて、どうするか？


腹帯って持っている？と聞くと

「家に置いてきました！」と


がーーーん


そうかぁー。

(それはからだの一部なのに。。)


気持ちが伝わったのか？


家の人に持ってきてもらいます！ということになりました


早速、巻き巻きしたところ


陣痛の間隔が短くなりました！


さて、ここからは姿勢と呼吸


ガスケアプローチをして8センチ


腹帯をはずしてみました。

突っ張りもあり、少しだけ子宮も下垂してきたので、

嘔気様の動作をしたらあっという間に産まれました


腹帯、分娩中に使うこと無かったけど、当然あったらいいのかもしれないよなぁー。


分娩中にも巻いてみてはいかがでしょうか？