石川県金沢市の産婦人科クリニックで助産師をしている平井ひとみです。


さて、今回は

インナーユニットがうまく使えていなかったけども、妊娠中にかなり回復した経産婦さんの出産レポです。


THE、経産婦さん！

インナーユニットが弱いのは経産婦さんあるある。

二人より三人目さんの方が弱い！なにもしなければ、だんだん弱くなります


そんな経産婦さんですが、

お会いしたときは

目をつぶりたくなるほど、呼吸力の弱い妊婦さんでした。

姿勢も、芯のない状態で、

きっと切迫早産ってなるんだろうなぁ－って思ってました。


とにかく身体が支えられていなかったので、

とにかく呼吸！とお伝えしました。


コロナもありましたが、

それでもきちんと練習していて、

だんだん便秘も治り、腰痛も改善できたそうです


お産は計画分娩。(うちの病院は、卵膜剥離だけで、誘発はしません)

だけど、インナーユニットが弱いタイプは陣痛がないと進まないタイプなので、心配してましたが、


しっかり13時から陣痛が始まりました。


そして、4から5cmの時に子宮口の硬さがあるけども、赤ちゃんの娩出力が強かったので、

整体をして、子宮口を緩めると、一気に7cm。

整体をしているときはリラックスしてきたそうです


ここまでは余裕もあって、

16時10分の時に

「平井さんのいる間に産まれます？」と確認されるほどでしたが、

いやいやいやいや、そんな問題ではないほど早いです！


勢いは止まらず、そのままあっという間に

9cm。さすがに9cmで破水したときから、痛みもでてきてました。

ちょっと恥骨に引っ掛かりましたが、

16時30分出産しました。


私が予想していたよりもインナーユニットがありました！

ホントに全力で明るく頑張られていたことが印象的でした。