助産師をしながら
整体もしている平井ひとみです。

36週で破水をして入院されたBさん。

推定体重2,300g

誘発をして生むことになりました。

内服薬3錠目で陣痛がきました。


しかし、赤ちゃんの頭が高くて、子宮口が全部開いてからが勝負！と思っていたくらい骨盤の出口が狭い！
(赤ちゃんは賢いね。これ以上大きくなったら骨盤に入らなくなることをしってますね)

すると、
陣痛中に「ごほんごほん！」と咳をしたところ、

グッと赤ちゃんの頭が下がってきたので、

「陣痛がきたら咳して！」

と伝えてやっていただくと
明らかに下がって来るようになりました。

ということは。。。
同じメカニズムで

「嘔吐してもどちらでもいいよ！オエーって感じで。」

と伝えると
陣痛がきたときに

「オエ～～っ」
としたら同じようにグーんと下がってきました。

Bさんから
「咳よりもオエ～っの方が楽です！」と言われたので

いいよー、じゃ陣痛の時にオエ～ってしてみて！

そこからは
オエ～と吐くようにしていたら

あっという間に生まれました！

これも横隔膜を使ったお産になります。

笑いながらお産する人もいます。

ぜひ、横隔膜や腹横筋をつかって分娩すると早くて楽になますよ。

学び

昔の産婆さんは分娩をしている産婦さんの口に手を入れ吐かせるというは方法をとっていたそうです。。

インナーユニットを使ったお産は今も昔も同じ！

赤ちゃんをだす方法は息むだけじゃないよ。